動物は、余分なエネルギーを体脂肪として蓄積することができます。このエネルギーを蓄積しすぎた状態が肥満です。蓄積したエネルギーを消費するためには、糖質を減らすべきか、脂質を減らすべきか議論はつきませんが、間違ったダイエットは危険です。
ダイエットは、実績があり、あなた自身の食生活にマッチしたプログラムに従い、代謝がわかる専門家と相談しながらすすめると良いでしょう。一時の減量ではなく、一生の健康を目指してダイエット(=食生活の改善)に取り組みましょう。
構いませんがオススメできません。ダイエットを始めてみて、すぐに変化が現れたら、やる気も自信も出てきます。低糖質ダイエットの最初の減量効果、これはふつうは水分のロスによるものです。でも、その1~2kgの減少が、あなたを勇気づけてくれるでしょう。
ダイエットは、人知れず実践したいという方も多いと思います。だから、ひとりで実践する方は、少しずつ減らして行こうとした場合、せっかく良い方向に進んでいても、そのことを知るすべもなく、途中で諦めてしまうことが少なくありません。特に最初の1週間、バッチリ決めるのが良いと思います。
次の食事の前に空腹感がやってくる量が適量です。このような量を、普通、腹八分目といいます。腹八分目で3食が一般的です。
年齢や運動量によって異なりますが、約2000kcalを超えないようにします。でも、炭水化物カットの場合は、あまりカロリーを気にしないようにしてください。体脂肪の分解が盛んになった状態では、エネルギーの収支が、通常のカロリー計算通りにはなりませんので。
特に気にする必要はありませんが、空腹感のない時に食事をしてはいけません。また、夜遅い時間に空腹だった場合は、朝食までに空腹になる程度の少量でしたら食べても構いません。
腹八分目で3回の食事が理想的ですが、腹八分目で2回でも構いません。でも、腹八分目で抑えるようにすると、1日2回ではもたないことが多いでしょう。だから、3回としています。また、腹六分目で4回でも構いません。
とはいうものの、休みの日などは、ブランチ+間食+夕食のように、2食+間食程度で構いません。
まず、栄養分がフルに活躍するためには、ある程度の水が必要です。また、炭水化物をカットすると腎臓が水を出す働きを強めますので、普通の人以上に水分をとらないと、水不足になります。水分は、ちびちびと大量に。1日2リットルは飲んでください。
ノンカロリー甘味料といえば、アスパルテームかエリスリトールが普通ですが、アスパルテームのとり過ぎは頭痛などの原因に、エリスリトールのとり過ぎは下痢などの原因になることがあります。ですから、飲みすぎには気をつけてください。
食物繊維には血糖値を安定させるはたらきがありますので体脂肪がつきにくくなります。また、排泄は楽になります。でも、食物繊維だけで痩せることは、まず、ないでしょう。
少しずつ炭水化物を増やして行って、体重が安定したところが、その人にとっての炭水化物の適量です。それ以上の炭水化物をとると太ります。